最近弊社の誘電体に関する質問が多いので、再度ご紹介しておきます。
大気圧バリア放電方式でプラズマを発生させるにはプラスマイナスの2つの電極と電極の間に誘電体が必要になります。
電極の距離が近くなれば近くなるほど低い電圧で放電させることが出来るようになります。すなわちそれは誘電体を薄くすることが必要になります。しかし、誘電体を薄くしすぎると絶縁破壊が起きてしまい、役に立たなくなってしまいます。
その二つの難しい課題を両立させているのが弊社の誘電体方式の特徴といってもよいと思います。一部では電極の距離が極端に薄いことから「ナローギャップ放電」とも呼ばれています。
難しい二つの課題を克服することで、低消費電力のプラズマ発生素子が出来上がっていて、それはまさに省エネに寄与することになります。
プラズマの効果は大きいから、電力を使ってもよいという発想がまだ見受けられますが、もう大電力を使うシステム自体が時代の要求に反したものだと考えております。そういう意味では弊社方式は時代の要求に合致したシステムだと考えております。