2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧
前回プラズマの分光分析データをご紹介しましたが、 発光分析とは,金属試料に電気的エネルギーを与えることにより,蒸発・気化した原子が励起され物質によって特定の光を出すことを利用してその光のスペクトルを測定することです。 この場合「電気的エネル…
今まで何回もプラズマ発光の写真をご紹介してきましたが、あの光はどんな波長の光を出しているのかをご紹介します。 プラズマの発光はプラズマによって電離したイオンや自由電子が元に戻ろうとするときに発生するエネルギーを光という形で放出しています。で…
昨日から鹿児島での院内感染に関するニュースが流れています。そこで、以前に書きいたことですが、ここでもう一回院内感染についての情報をまとめてみます。 1、そもそも院内感染とは,病院内に感染源が存在し,病院内で患者,患者の家族や面会者,医療従事…
薬剤耐性細菌について書いて来ましたが、最も大切なことは細菌を持ち込まないということです。 黄色ブドウ球菌のようにどこにでもいて、人間の手が大きな原因になる病原菌についても手の殺菌をしっかりするとか手にけがをした人が調理をしない・手袋をする等…
私たちが感染症に掛かった時、治療には抗菌薬が使用されます。抗菌薬が病原微生物を殺してくれるため、私たちは感染症から回復することが出来るのです。 しかし、抗菌薬の使用を考える上で必ず問題となるものがあります。それは、薬剤耐性菌の問題です。耐性…
薬剤耐性菌のお話をしましたから、その代表選手とどうやって薬剤耐性を持つ菌に変化するのかを書いておきます。 まず、どんな菌があるのでしょうか❓ 1、有名な耐性菌の一つ目にMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)があります。MRSAは1970年代から、院内感…
ここのところバイオフィルムについて書いてきたけど、そろそろ本題に入ろうかと思います。 ここ数年よく耳にするのが「薬剤耐性細菌」という言葉です。 多くは院内感染による事故の報道なのですが、じつはこれがバイオフィルムと大きな関係があるのです。昨…
お風呂のピンクカビで出てきた「バイオフィルム」という呼び名ですが、この言葉は最近違う分野でも用いられるようになってきました。それは歯科医療の世界です。 歯科医療の世界では、プラーク(歯垢)、バイオフィルム、歯石等の言葉が使われますが違いはど…
たびたび書いていますが、プラズマの持つ優れた効果をもっと有効に利用するためには一にも二にも安価で安定したシステムを供給することだと考えています。 弊社システムは本当に安価でプラズマの発生を可能にしました。エアーとして使うにもバブリング水とし…
お風呂のピンクカビ(メチロバクテリウム)についてもう少し詳しく書いてみます。 「カビ」も「細菌(バクテリア)」も大きくは「微生物」(肉眼で見ることのできない小さな生物)の仲間ですがどこが違っているのでしょうか❓ そもそも、カビと細菌、どちらが…
以前にお風呂のピンクカビについて書きましたが、コメントを頂いたのでちょっと誤解のないようにもう一度ちゃんと書いておこうと思います。 誰しもが目にするお風呂のピンクカビ、じつはカビではないということが分かってきました。正体はメチロバクテリウム…
なんかはてなは人の集まりが悪いみたい。 折角最高の情報をあげてるのにね。 もう少し人の集まるところに移る準備しよう。
従来放電といえば減圧状態あるいは真空状態で処理を行うものがほとんどでした。そうした中で、減圧を必要としない大気圧での放電が開発されてきました。 大気圧下で放電が可能になるということは、従来必要とされてきた減圧工程が不要になり、工程の時間短縮…
プラズマ専用の案内を こちらに開設しました。 https://techfp.web.fc2.com/index.html
今朝のNHK[あさいち」では洗濯機内部の細菌の繁殖と匂いがテーマだったようです。 もうこれはプラズマ発生器にはもってこいの話題です。 弊社プラズマ発生器なら5分程度の運転で内部に潜んでいた細菌まで完璧に効果を発揮して除菌というか滅菌状態にしてく…
プラズマを発生させたエアーを水中に投入することによって、水中に水素や酸素の活性化した因子を発生させることが出来ます。そして、この活性化した水が各種の細菌に効果を持つことが分かってきました。 細菌の種類は多種多様なのですべての細菌に対する効果…
最近になってプラズマエアーを水中に直接バブリングしたプラズマバブリング水の殺菌効果が注目されてきました。 まだすべての菌類の結果が出ている状態ではありませんが、大腸菌や黄色ブドウ球菌等の細菌には効果があることが確認されています。 この技術、…