大気圧バリア放電、プラズマ、殺菌、脱臭、表面処理、有害ガス分解、環境対策、カビ、ウイルス、耐熱性薄膜、オゾン、OHラジカル、新型コロナウイルス

変わった開発者のブログ

安価なプラズマは世の中を変えると信じて苦しみながら夢を追い続ける開発者のブログ。

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

わかりやすいのはニオイの問題

プラズマの効果をお勧めしていますが、だれでも直感的に感じ取れるのはニオイの問題だと思います。 細菌や水の浄化は専門的な検査装置が必要になるので、すぐに効果を感じていただくのは難しいと思いますが、ニオイであれば直感的に感じていただけると思いま…

大気圧バリア放電プラズマの肝

プラズマの従来技術を振り返ってみると、プラズマ=真空チャンバーというのが出発点になっています。プラズマの効果を得るためには真空にした空間が必要と言うことで、真空を形成する閉じた空間が必要となり、装置として大掛かりになるだけでなく作業をする…

NOxの生成がないプラズマ

多くの効果をご紹介してきた大気圧プラズマですが、多くのシステムが高電圧による放電を利用していることから、NOx(窒素酸化物)の生成が確認されています。 環境保全対策として利用する中でNoxの生成は問題があることが指摘されています。 弊社プラズマ発…

「プラズマ=高価」 は正解ではありません。

このブログを書き始めてから、多くの方にお問い合わせをいただき、直接説明させていただく機会も増えてきました。 皆さんプラズマは高価でないと正常な機能は出せないと思いこんでいらっしゃるようで、最初はかなり疑いの目で質問をされていらっしゃいます。…

大気圧バリア放電の原理

今日はもう少し突っ込んでなぜバリア放電が起きるのかを説明しておきます。 平行平板電極,同軸円筒電極などの少なくとも一方の電極に誘電体(絶縁体)を設けて,電極間に交流またはパルス電圧を印加すると誘電体に電荷が集中することによって向き合った電極…

プラズマの効果

プラズマは物質の第四の状態と言われています。物質の温度をあげていくと気体になることは知られていますが、気体の状態にさらに温度を加えていくと物質を構成する原子核や電子がバラバラになって行きます。このばらばらになった状態をプラズマ状態と言いま…

プラズマで香害も防ぎましょう。

ネット上の情報を見ていると、強烈な香料を用いた洗剤や柔軟剤・香水などに悩んでいる方が多いのに驚きます。 市販されている商品には多くの香料が使われているのは事実ですから敏感な方には苦痛に感じる原因になっていることがよくわかります。 これから夏…

プラズマの効果概要ページ

プラズマの効果をまとめたページをもう一度紹介しておきます。 こちらになるので、ぜひご覧になって下さい。 https://techfp.web.fc2.com/index.html

プラズマ水の殺菌脱臭効果

最近になってプラズマエアーを水中に直接バブリングしたプラズマバブリング水の殺菌効果が注目されてきました。プラズマで生成された各種ラジカルが水に溶け込み水自体が殺菌効果を持つようになるようです。 まだ開発途上ですべての菌類の結果が出ている状態…

VOCも分解するプラズマとは?

1、プラズマ状態とは 地球環境に大きな影響を与えるVOCについて書いてきましたが、その中でプラズマがVOCを無害化出来るということも紹介してきました。ただ、プラズマという言葉はよく聞くけど、その正体がわからないという方も多いと思います。そんな方に…

光化学スモッグとは

大気中に放出された窒素酸化物と炭化水素 が,強い太陽光線(紫外線)により環境中で化学的に反応し酸化力の強いオキシダントまたは還元性物質のホルムアルデヒド,アクロレイン,その他硝酸ミスト,硫酸ミストを発生させる現象を言います。 オキシダントが…

身近なVOCには何がある?

前回は工業的なVOCについて書きましたが、VOCは一般家庭からもかなりの量が排出されていると考えられています。 これらの家庭で使われる民生品から、都内で1万トンものVOCが放出していると推計されているからかなりの量が家庭から排出されていることになりま…

VOCとは?

昨日までの記述の中で何度か出てきたVOCという言葉について説明します。 VOCはVolatile Organic Compoundsの略で,揮発性有機化合物という意味です。大気中にあるベンゼンやホルムアルデヒドなどの有機化合物のうち沸点が50℃〜260℃(WHO基準による)の物質の総…

有機溶剤の分解

石油系有機溶剤の多くは、トルエンがそうであるように「光分解性・加水分解性ゼロ」といえます。こういった物質はいったん大気中に放出してしまうと分解に大変な時間がかかり、取り返しがつきません。当然、温暖化を呼びます。だからこそVOC規制として工場や…

トルエンの次はキシレンについてご紹介

シックハウスの原因物質として3つ目はキシレンです。 キシレンとは、別名「キシロール」とも呼ばれる、芳香族炭化水素に分類される有機物です。特有のにおいを持ち、常温で無色透明の液体です。 ベンゼンについている水素基のうち2つがメチル基になったもの…

ベンゼンに続いてトルエンもご紹介。

今日はベンゼンに続いて、シックハウス症候群の原因物質であるトルエンについて紹介します。 トルエンとは、ベンゼン環に「メチル基」が1つついた芳香族炭化水素と呼ばれる有機物です。別名、メチルベンゼン、トルオール、トロール、フェニルメタンとも呼ば…

シックハウスの原因物質の一つ ベンゼンとは

シックハウスやシックカーの原因と言われているベンゼン・トルエン・キシレンについて説明しておこうと思います。まずはベンゼンですが、少し前に豊洲市場の環境問題で取り上げられた物質ですから多くの方が耳にしたことがあると思います。 ベンゼンは、分子…