プラズマは物質の第四の状態と言われています。物質の温度をあげていくと気体になることは知られていますが、気体の状態にさらに温度を加えていくと物質を構成する原子核や電子がバラバラになって行きます。このばらばらになった状態をプラズマ状態と言います。気体よりもエネルギーをもって活発に電子や原子核が飛び交う状態になっています。地球上で見られるオーロラも太陽から飛び出した電子などが地球上の大気に衝突することによって輝いている現象です。
そんなプラズマは、様々な機能を持ちますが、代表的な効果をあげると、
1,殺菌・滅菌
2,消臭
3,水質浄化
4,有害ガスの分解
5,静電気防止
6,生体反応の活性化
7,金属の表面処理
8,樹脂の表面処理
9,汚れ分解・漂白
などの効果を持っています。
それぞれが飛び出した電子や原子核が周囲にある物質にアタックをすることによって新たな物質をつくりだしたり分解したりして効果を発揮します。プラズマの最大の利点はもともと大気中に存在している窒素や酸素を分解してプラズマ状態を作りますから、仕事が終わったあとも窒素や酸素に戻るだけで、環境負荷になるような物質を残さないことです。
プラズマによる問題解決は省エネルギーで地球環境に優しい唯一の手段だと考えています。