どうもプラズマ状態というイメージがうまく伝わらないようなので、もう一度詳しく書いてみたいと思います。
世の中に存在する物質を細かく分解していくと土星の輪のように原子核の周りを電子が回っている各々の原子に行き着くことが出来ます。さらに、その原子に更に熱とか電気とか衝撃というようなエネルギーを与えることによって原子核の周りを回っていた電子が外部に飛び出した状態になります。原子というのは原子核のプラスの数と電子のマイナスの数が釣り合ってバランスを取っているのですが、電子が外部に飛び出すことでプラス・マイナスのバランスが崩れることになり、不安定で活発な状態が出現します。
このような物質の状態をプラズマ状態と呼びます。
ただ、地球上の物質では安定した状態の原子の形で存在していますが、宇宙空間においては99%が不安定なプラズマの状態で存在していると言われています。
この不安定になったマイナス電子やプラスの原子核が他の物にくっついて安定しようとすることで活発に動くようになりその結果として様々な現象を引き起こすのです。それは以前にもお伝えして来ましたが、水の浄化であったり空気の浄化、金属表面の親水化、樹脂表面の親水化、有機物の分解、食品の衛生管理といった効果を発揮します。
その中の活動の一つがウイルスを死滅させるという効果を発揮するのです。これは以前に自由になったマイナス電子がウイルスに脂質過酸化反応を起こさせることから起きる効果だということは説明させていただきました。
プラズマというとなんか遠い存在のような気がしますが、家電製品にもその技術が利用されていて蛍光灯が光ることや、プラズマテレビが画像を映し出すこともプラズマ現象を利用したものです。また身近に起こる雷の光などはプラズマ現象そのものです。
このようにして、プラズマ技術はこれからの技術発展にとっては欠かせない技術になってきているのです。ただ、プラズマ状態を作るには今までは雷を起こすような大きな電力を必要として来ました。
しかし、弊社が開発したプラズマシステムはもっとずっと小さな電力でプラズマの効果を十分に発揮させることが出来るものなのです。