前回もお伝えしましたが、さらに電極を有効に保護する手段はないかの検討を続けています。
今回思いついたのは電極保護剤の中にカーボンを含有させ保護剤そのものを電極として機能させることは出来ないかという点でした。
写真でご覧いただけるように、カーボンで被覆した電極から放電をさせることに成功しました。ここからはどれだけの時間カーボンが耐えてくれるかの問題になりますが現状では3日の連続稼働で問題は起きていません。カーボン電極の損傷もありません。
今後数ヶ月の経過観察になると思いますが、ぜひとも成功させてプラズマの電極保護を成し遂げたいと考えています。
これで弊社独自のバリア放電素子だけでなく電極の摩耗のない放電素子を備えることが出来れば様々な目的に合った電源と放電素子を供給出来るようになります。