金属や樹脂の表面をプラズマ処理したいという要望はどこにでもあると思います。
ただ、写真のようなパイプオルガンのパイプの内面をプラズマ処理したいとか、複雑な3次元構造物の表面を処理したいとか難しい要望が多いと思います。
このような構造ではどうしても従来の放電方式では処理が難しかったり、出来ることは出来るがコストがかさんだりするのが問題だと思います
そういう場面でも弊社のバリア放電技術ならプラズマ発生素子の形状の自由度や誘電体をどうやって使っていくかの自由度でコストアップにつながることはありません。
放電というとどうしても尖った金属というイメージになりますが、誘電体バリア放電はそのようなことは全く必要な条件にはなりませんからプラズマ発生素子を自由に作ることが出来ます。写真は発生素子をU字型に作成した例です。
パイプの内面に関してはプラズマ処理するだけでなく、同時に放電に使用するガスをコントロールすることで内面のコーテイングも可能です。一例ではシランガスを利用すればパイプの内面にシリコン被膜を形成することも可能です。
今まで出来なかったことこそぜひチャレンジしていく価値があり、誘電体バリア放電はその可能性を十分に秘めています。
今まであきらめていた方、チャレンジ精神をもってぜひ一度お問い合わせください。