弊社プラズマ発生素子の用いている誘電体バリア放電についてご紹介しておきます。
バリア放電自体の歴史は古く、1857年には開発されていた手法です。
それではご紹介します
平行平板電極、同軸円筒電極などの少なくとも一方の電極に誘電体を配し、電極間に交流またはパルス電圧を印加すると誘電体バリア放電が発生します。
ようは、絶縁体に覆われた電極間に電圧をかけて放電をさせる現象です。
放電電流の運ぶ電荷が誘電体上に蓄積することで、放電ギャップに加わる電圧が減少し自ら放電を停止する。したがって、誘電体バリア放電は常にパルス的な放電になりジュール過熱を抑制して、安定した大気圧非熱平衡プラズマを実現しています。
この特徴は、従来の火花放電などに比べて、低電圧で安全性が高い方式ということが出来ます。
弊社プラズマの特徴はここに用いる誘電体に重要なキーポイントがあり、誘電体の特徴が放電ギャップ0に近く、それだけ低電圧駆動が可能であり、小型化も実現しています。
ちょっと試してみたいけどコストがかかるのは嫌だとお考えの開発者の方はぜひ一度ご連絡下さい。そのコストの低さに驚かれると思います。