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プラズマ発生素子の誘電体について

 弊社のプラズマ発生素子の秘密は誘電体にあるとだいぶ前に書きましたが、今日はもう少し詳しく説明をしておこうと思います。誘電体とはあまり聞き慣れない方もいると思いますが、簡単に言ってしまえば絶縁体です。すなわち電気を通さない物質になります。

 弊社の誘電体は原材料は液体で出来ていますから様々な形状のものに塗布することが可能です。

 まずはアルミに塗布した状態を御覧ください。

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 よく見ると右側に塗布されていない部分があるのをご覧いただけると思います。

 そして塗布した部分を電気的に調べてみるとしっかり絶縁されているのがわかると思います。

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 更にプラズマ発生素子としての性能を上げるために、原液中に誘電率の高い無機微粉末を含有させて誘電体を作ると

 

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 無機微粉末によって色が出てきました。

 これも電気的にはかってみると完全に絶縁されています。

 

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 こうして液体を塗布し、乾燥させることでプラズマ発生素子としての誘電体が出来上がります。

 この乾燥した誘電体膜の性能は、いくら弊社のプラズマが低電圧で動作するといっても2~4千ボルト程度はかかっていますから、この薄い膜が素晴らしい絶縁性も兼ね備えていることがご理解いただけるのではないでしょうか。

 最後に先日もご紹介しましたが、丸いステンレスパイプへの塗布も御覧ください。

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 液体ですから、平面でも丸でも形状を選ぶことなく誘電体を形成出来ます。これはプラズマ発生素子の形状を自由に設計することが出来、プラズマの効果を100%発揮させる上でとても重要なポイントになります。