誘電体膜の性能を上げる開発をやっているなかで、測定値の変化によくわからないデータが出てくるようになりました。
その時に思ったのが、ひょっとしたらこの誘電体膜は発電をしているのではないかということです。そこで、早速試してみることにしました。
薄膜を塗ったアルミ板の上に銅で電極を作って電圧を測定しました。
さらに電極の密着性を上げようと手で電極を押し付けてみると出力電圧は上昇しました。
何もないところで起電力がある状況が確認出来ました。
これを実用段階までもっていけば大きな可能性が広がりそうです。