誘電体バリア放電の重要な要素になる誘電体。この誘電体はより誘電率が高いことが必要であるだけではなく、プラズマ放電することで対向する電極をプラズマの酸化作用から守るという役割が求められます。良くも悪くもプラズマ放電の生命線であると言って間違いありません。
弊社の誘電体バリア放電の特徴である極低電圧放電作用は、すべて開発を続けてきた誘電体素材によってなしえているものです。
今までは、上記写真にあるように透明タイプ・ホワイトタイプの2種類を開発して来ました。ただ、まだまだ低電圧でプラズマ放電が出来る可能性があると信じて新しい誘電体素材の開発を続けてきました。
そこで見つけたのが下記写真にありますようなブラウンタイプの誘電体です。
新しい誘電体の特徴等は徐々に説明して行く予定ですが、どの誘電体も問題なくプラズマ発光をしている状態の写真をアップしておきます。プラズマを工業用途だけでなく医療や環境対策の切り札として利用してほしいと考えていますから、どこまで行っても省電力で環境負荷の少ない素材を用いることは最大の目標だし、どこまで行っても行き過ぎることはないと考えます。
どうやってこの素晴らしい技術を広めて行くのか大きな課題にもまだまだ挑戦します。