前回マイカのプラズマ処理にチャレンジするとお伝えしましたが、マイカ処理用のプラズマヘッドが完成したので実験をしてみました。
細かいデータはお伝えすることが出来ないのですが、まずは外観の変化をお伝えしておきます。これは実験をやった方も驚いていますが、今までやってきたシリカやカーボンと違ってプラズマ処理によって外観が大きく変化しました。
その変化の状況については下の写真を御覧ください。
プラズマ処理の前の水分を含んだような状態から表面がサラサラの粒子に変化したのがおわかりいただけると思います。
さらに、専用のプラズマヘッドについては秘密ですが、今回プラズマの作用を集中させるために磁界を利用しました。プラズマは電子やイオンなので磁界を利用することで集中させたり、拡散させたりできるのです。その理論的な裏付けは下の図を参考にしてください。