大気圧バリア放電、プラズマ、殺菌、脱臭、表面処理、有害ガス分解、環境対策、カビ、ウイルス、耐熱性薄膜

世界一安いプラズマ技術の提供を目指して

いろんなことに興味をもつ技術者の日々の心境の変化を披露します。

大気圧プラズマとチッソ酸化物

 今日は大気圧プラズマとチッソ酸化物の関係について書いておきます。

 地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センターから下記のような報告例が提案されています。

 

 プラズマとは、気体を構成する分子が電離して、陽イオンと電子に別れて運動する状態を言います。放電は主にコロナ放電(Corona discharge)が使用されています。

 VOCの分解は、VOCとプラズマの接触により進行します。また、プラズマ周辺に触媒を配置することで分解速度を10倍以上に高めることが可能です。

 放電プラズマ法は、現在、放電を強力にして分解速度を高める研究が行われています。一方では、放電を弱くして、空気中での放電に伴う窒素酸化物の発生を抑えて、微量の悪臭物質を除去する用途に限定して使用する方法が使われています。

 放電プラズマ法は、消費エネルギーが少なく分解能力も高い魅力的な処理方法ですので、大気中の放電で発生する窒素酸化物を上手に処理することが出来れば更に用途は拡大するでしょう。

 

 この中で懸念されているチッソ酸化物ですが、コロナ放電ではプラズマ発生に高電圧を利用するので、チッソ酸化物が発生してしまうのも仕方ないかもしれません。そこで、弊社のバリア放電型プラズマ発生素子は、誘電体の工夫によって極低電圧でプラズマ放電を行っているので、チッソ酸化物の発生はになっています。

 環境浄化に効果があることは明確で、問題点のない新しいプラズマ発生方法の開発と言えます。人類に課せられた重要な課題である「環境問題」にとって非常に有効な解決方法だと考えています。環境問題に取り組んでいる研究機関や企業の方にはぜひ知っていただきたいアイテムです。

 

 写真はバリア放電によって放電している発光写真です。

 

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