有機溶剤はペンキや接着剤など多くの物質に含まれるだけでなく、部品の洗浄等にも大量に用いられる物質です。また、多くのものが危険物として扱われています。
有機溶剤は多くのものが独特のにおいを持っていて、大気汚染の原因になったり、シックハウス症候群の原因になったりします。
現状での対策は活性炭をはじめとする吸着物質に吸い込ませて処理をするという方法が用いられているのがほとんどです。ただ、この方法は有機溶剤そのものがなくなるわけではなく、吸着した素材の中にはしっかりと残ってしまいます。
そこで、最近は大気圧プラズマ(低温プラズマ)を用いて、有機溶剤そのものを分解してしまうという方法が用いられるようになってきました。前からお伝えしているように大気圧プラズマ(低温プラズマ)は物質をプラスの原子核とマイナスの電子に分解することが出来ますから、有機溶剤も例外ではありません。これは有機溶剤を完全に分解してしまうので、そのあとに有害になるような物質を残すことがない優れた方法です。
ただ、プラズマを用いた装置の多くが高コストの製品になってしまっているのが残念なところです。弊社プラズマは驚くような低コストを実現しています。有機溶剤でお悩みの方、ぜひ一度お問い合わせください。最適なご提案が出来ると考えております。