大気圧バリア放電、プラズマ、殺菌、脱臭、表面処理、有害ガス分解、環境対策、カビ、ウイルス、耐熱性薄膜、オゾン、OHラジカル、新型コロナウイルス

変わった開発者のブログ

安価なプラズマは世の中を変えると信じて苦しみながら夢を追い続ける開発者のブログ。

ナノ粒子の表面処理にチャレンジ

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シリカ ナノ粒子

 世の中の様々な製品の中にはたくさんの無機ナノ粒子が使われています。

 身近なところではシャンプー歯磨き粉自動車のワックスタイヤインクジェットプリンタのインクなど例を上げたらきりがありません。

 

 とにかく気づかないでいる様々な製品の中にたくさん含まれています。

 

 その中には、重要な電気部品を作る材料や自動車の中の部品の材料などにも含まれています。しかも、その製品の性能を決める重要な素材となっているのです。

 しかし、超微粒子と呼べる素材は使いこなすのが難しく、様々な問題を抱えています。

 

 特に細かな物質の表面にはいろいろな物質がくっついているのが常で、それが使用上の大きな障害となっていることが多いのです。

 

 今回このような超微粒子の表面処理をプラズマを使って行ってみようと考えています。ナノ粒子の扱いは本業なので面白い結果が得れるのではないかと期待しています。

 

 結果を楽しみにお待ち下さい。

 

 

 

 

 

沿面放電とは?

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プリント基板

 通常の放電と言えば電気が空気の絶縁を破って通電する状態をいいますが、空気中において個体絶縁物の上に2つの電極を載せて電極の間に電圧を加えていくと、電極の先端から個体絶縁物の表面に沿って沿面コロナ放電が発生し、さらに電圧を上げていくとコロナが発展して火花放電に至ります。

 このように絶縁物の表面に沿って絶縁破壊が進行する放電形態を沿面放電またはせん絡 (フラッシオーバ)といいます。

 

 沿面放電は意図せず電極間に発生することが多く非常に厄介な現象です。とくに、電子機器の土台を支えるプリント基板上で発生することが多く、プリント基板を設計する際には沿面放電を起こさないような電極の距離をとる配置が重要なポイントとなってきます。

 しかし、近年のようにプリント基板の小型化が進むと、沿面放電を起こさないような電極の距離(これを沿面距離といいます)を取ることが難しいことが多く、その際には電極間にスリットと呼ばれる溝を設けて、電極間に平面が存在しないような工夫がなされています。

 

 沿面放電も放電の一種ですから、放電している状態では当然プラズマ状態が発生しています。

 

 

 

 

 

身近な放電現象

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ドアノブに放電

 放電というとが有名ですが、人間が最も身近に経験出来る放電現象冬のバチバチではないでしょうか。

 

 これは人間の身体に溜まった静電気が指のような尖ったものの先端からドアノブに向かって放電が起きているのです。その時の電圧は2万Vを超えることもあるとか。しかし電流値が小さいから一瞬バチッときますが、大きな事故にはなりません。

 

 起きやすいのは、あくまで先端の尖ったものからで尖っていないものからは起きにくくなります。

 こんなふうに皆さんの身近なところでも放電は起きているのです。

 

 

 

 

 

放電とはなんぞや?

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 今までプラズマは放電によって発生すると説明してきましたが、じつは工業的に発生させる放電には様々な種類があるのです。

 

 どうも放電というと一緒くたに考えている方が多いようなので、次回から放電の方法について少し書いてみようと思います。

 

 放電と言っても、それぞれの特徴があり当然のごとくメリット・デメリットもあります。そのあたりを少し掘り下げて説明しようと考えています。

 

 

 

 

 

年のはじめだから、プラズマの効果をもう一回おさらいします。

 新年明けましておめでとうございます。

 今年こそはプラズマの素晴らしい性能をなんとか世の中に広めて行きたいと考えています。どうしたらいいか、まだ方法は暗中模索ですが、出来ることから手を尽くしていきたいと考えています。

 まずは、2020年のはじめにもう一度プラズマの持つ素晴らしい性能について書いておきたいと思います 

 

 

プラズマの効果の概要は

1、除菌・滅菌効果

2、脱臭・消臭効果

3、表面処理効果

4、水質改善効果

5、有毒ガス分解効果

6、 漂白効果

 

等の優れた効果を持ち、プラズマとして飛び出した電子やイオンは最後に酸素に変化する優れものです。逆に言えば、プラズマは環境負荷の極めて低い技術なのです。一例をあげるならば、多くの殺菌剤と呼ばれている物質は、一度使用するとその成分は大気中に残り、これが分解するには長い時間を必要とするために、環境に大きな負荷を残すことになってしまいます。しかし、プラズマは効果を発揮すると瞬時にもともとの大気成分の酸素や窒素に戻ることで環境に負荷を与えません。

 

 

 こんな素晴らしい効果で産業だけでなく家庭的な用途まで、とにかくより多くの方に経験していただけるように頑張ります。

 

どうぞ今年もよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

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今年もあと1日

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明るい日を夢見て

 12月30日、今年も残すところ1日になりました。

 今年を振り返れば、前半は良かったけど後半は苦しい1年になってしまいました。

 

 来年はもっと明るい話題に満ちて、活発な開発活動にいどんでいける年にしたいと思います。

 もっと積極的に動いて役立つ技術を広めること。

 もっと有効な用途がないかどうか常に考えていくこと。

 そして、もっと地球に優しい技術に出来ないかを追求

 すること。

 

 来年はそんな野望を抱いて開発者は進んで行くつもりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開発者の夢は

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夢の途中

 今年も残り少なくなってしまいました。

 まだプラズマに火がつかないのが残念でなりません。

 みんないいものを見極める目をもってほしいなと願っている日々が続いています。

 

 苦しい日々だけど、開発者の夢は人の役に立つものを世に送り届けること。

 夢を叶えるためにまだまだ努力が必要って言うことですね。