前回プラズマによる乳化をお知らせしましたが、もう少しわかりやすく説明します。
上の写真は水に椿油を混ぜて撹拌した状態です。水と油の層がはっきりと別れていてとても水と油が混じっているという状態ではありません。
そこで、2時間プラズマによるバブリングを行ってみた写真が下の写真になります。
ご覧のように油の層はなくなり水が白濁した状態になりました。経過している状況を見ると、油の塊がプラズマによってその結合を解かれて小さな油の分子になっているようです。小さくなった油の分子が水の中に溶け込んでいるという表現がピッタリのような気がします。
○○と○○が溶けたら面白いものが作れると考えたことがある人は多いと思います。ひょっとするとそんな夢をプラズマが叶えてくれるかもしれません。