大気圧バリア放電、プラズマ、殺菌、脱臭、表面処理、有害ガス分解、環境対策、カビ、ウイルス、耐熱性薄膜、オゾン、OHラジカル、新型コロナウイルス

変わった開発者のブログ

安価なプラズマは世の中を変えると信じて苦しみながら夢を追い続ける開発者のブログ。

固体の温度を上げるとなぜ光を出すのか

 固体の温度を上げると、固体の中で熱放射が起き、発生した光が分子や電子と衝突して光の振動数が変化します。それを無限に近い繰り返しの後で、固体の表面に光が出てきます。これが、物質表面からの放射にということになります。

 

 光は高温になるに従い、赤色→橙色→黄色→白色と変化します。光の波長は高温になるに従い短くなり、振動数は多くなります。そして、輻射エネルギーの量は、光の振動数が増えるに従って多くなります。

 

 この時のエネルギー量を表したものがブランク定数といい、量子力学の世界では重要な数値の一つとなっています。