先日鶏卵場にうかがってきました。
流石に口に入る食品ですから、卵の衛生管理には相当に神経を使っていらっしゃいました。施設の出入りなども徹底した衛生管理体制を取られているようです。
卵に関してはパック詰めされる前に温水洗浄による殺菌が行われているようです。
その洗浄なのですが、多くは次亜塩素酸ナトリウムによる洗浄が多いようです。
おうかがいした鶏卵場では、プラズマによる殺菌が行われていましたが、どちらかといえば、稀有な例なんだと思います。
数年前にプラズマ水による洗浄システムを導入されたようですが、コストはそれなりにかかっているようです。ただ、次亜塩素酸ナトリウムは避けたいというお考えに基づいて設備投資をされたようです。
次亜塩素酸ナトリウムでの洗浄は薬品が残留する可能性もありますし、次亜塩素酸が空中に揮散することは環境負荷になるという懸念があります。
少しでも低コストでプラズマによる殺菌を広めるためにも、鶏卵洗浄に適したプラズマ洗浄システムの開発を急ぎたいと思いました。