多くの感染病の予防策として手洗いが重要と言われています。
手洗いの方法や時間については多くの文献等で紹介されていますが、手洗い時にもう一つ注意するポイントがあります。
それは
タオルの共用は感染の元ということです。
せっかく、手をきれいに洗っても、その手を拭くタオルが汚れていたら?
濡れたタオルは、バイ菌やウイルスの温床になってしまうので、
せっかく洗った手をまた汚すことになります。
これでは、手洗いの意味がありません。
例えば、夏に流行するプール熱は、タオルの共用で感染が起こる代表的なもの。
小学校や幼稚園などの公共施設はもちろんのこと、
家庭内であっても、タオルの共用や長時間同じタオルを使うことは避けたほうが良いと思います。
大切な病原菌を近づけないという原則に戻って考えてみるといいと思います。