大気圧バリア放電、プラズマ、殺菌、脱臭、表面処理、有害ガス分解、環境対策、カビ、ウイルス、耐熱性薄膜

世界一安いプラズマ技術の提供を目指して

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熱放射性薄膜

昨日熱放射という現象について説明しましたが、それは実際どのようにして起きるのかを簡単に説明しておきます。

シリカやアルミナのような金属酸化物微粒子は熱や衝撃というエネルギーを受けることによって固有の振動を発生させます。この振動数がちょうど長波長の光の振動であることから、金属酸化物が薄膜の中に分散している状態では長波長の光が外部に出ていくことになり、光というエネルギーによって内部のエネルギーを放出させることになります。通常に考えられている金属酸化物個体のセラミック断熱材として考えられていますが、薄膜化することでエネルギー放出が可能になります。
しかもこれは薄膜を形成した面からのみ発生しますので、熱というエネルギーを放射させる方向をコントロール出来ることになります。
簡単ですが、こんなイメージです。
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熱源から金属に伝わってきた熱エネルギーを薄膜を形成した方向にのみ光エネルギーとして放出することが可能になります。
この薄膜は非常に密着性が高く、金属であればほとんどのものに形成することが可能です。昨日も書きましたが色彩も自由になります。
熱マネジメント技術として試しておいて損はないと思いますよ。