大気圧バリア放電、プラズマ、殺菌、脱臭、表面処理、有害ガス分解、環境対策、カビ、ウイルス、耐熱性薄膜、オゾン、OHラジカル、新型コロナウイルス

変わった開発者のブログ

安価なプラズマは世の中を変えると信じて苦しみながら夢を追い続ける開発者のブログ。

放電

カーボンガラスの電極にも挑戦

カーボンガラス電極による放電 前回もお伝えしましたが、さらに電極を有効に保護する手段はないかの検討を続けています。 今回思いついたのは電極保護剤の中にカーボンを含有させ保護剤そのものを電極として機能させることは出来ないかという点でした。 写真…

今年も始動します。

プラズマ発光 明けましておめでとうございます。 今年も始動しました。 昨年は多くの方に興味を持っていただきプラズマ製品の開発に取り掛かってくださった方が増えてきました。とってもありがたく、この技術がたくさんの分野で活かされることを祈っています…

誘電体バリア放電プラズマの進化

放電発光 誘電体バリア放電は2つの導電体とその間に挟まれた誘電体(絶縁体)という2つのシンプルな物質構造から成り立っています。 そして、その性能を決めるのは1にも2にも電極の間に存在する誘電体なのです。 電極の間に誘電体が存在するといえばコン…

放電エネルギーによる脂質過酸化反応でウイルスを退治しよう

放電電子とプラズマ状態 相変わらず世間を騒がせている新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ですが、もう少し内容を詳しくみて放電による自由電子が新型コロナウイルスにダメージを与える過程を詳しく説明したいと思います。 まず、ウイルスには外膜(エンベロ…

プラズマ発生素子の誘電体について

弊社のプラズマ発生素子の秘密は誘電体にあるとだいぶ前に書きましたが、今日はもう少し詳しく説明をしておこうと思います。誘電体とはあまり聞き慣れない方もいると思いますが、簡単に言ってしまえば絶縁体です。すなわち電気を通さない物質になります。 弊…

大気圧バリア放電プラズマの肝

プラズマの従来技術を振り返ってみると、プラズマ=真空チャンバーというのが出発点になっています。プラズマの効果を得るためには真空にした空間が必要と言うことで、真空を形成する閉じた空間が必要となり、装置として大掛かりになるだけでなく作業をする…