大気圧バリア放電、プラズマ、殺菌、脱臭、表面処理、有害ガス分解、環境対策、カビ、ウイルス、耐熱性薄膜、オゾン、OHラジカル、新型コロナウイルス

変わった開発者のブログ

安価なプラズマは世の中を変えると信じて苦しみながら夢を追い続ける開発者のブログ。

プラズマ

プラズマが一歩進歩しました。

透明タイプ誘電体 ホワイトタイプ誘電体 誘電体バリア放電の重要な要素になる誘電体。この誘電体はより誘電率が高いことが必要であるだけではなく、プラズマ放電することで対向する電極をプラズマの酸化作用から守るという役割が求められます。良くも悪くも…

実際に見てみると!!

プラズマ発光の状況 最近弊社へご訪問される方が増えております。 私の感覚ではどうしても技術の真髄をお伝えするには実際にご来社されその目で現実を御覧いただきたいと考えているからです。 ご来訪された方には、プラズマ開発の根源を支えている各種薄膜技…

まだ先入観が!!

プラズマ放電 プラズマを利用しようとしている頭の中にプラズマ=超高価という図式がまだ残っているようです。 確かに今までは、プラズマは超高電圧を用いるために、安全性等を考慮するための余計な設備費用がかかり超高価になっていた事は事実です。 工業的…

カスタマイズとは?

三次元構造 現在世の中に溢れているプラズマ発生装置と名のつく設備では産業用・家庭用を問わず、どんな非対象物に対しても最高の性能を発揮させるためには購入後のカスタマイズが必要になってきます。 写真のような三次元構造の対象物にプラズマの効果を発…

今日は匂いの日

靴下の匂いにギブアップ 今日2月1日は匂いの日なんだそうです。 「匂い」と聞くと良い匂いを思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、中には身近なところにある嫌な匂いを思い浮かべてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。 さらに、最近では匂…

プラズマの持つ力を知って下さい。

プラズマの優れた機能をもっと多くの方に広げるためにもう一度効果をお知らせします。現在プラズマに関する研究発表が続いており、これから次々に新しい効果もみつかってくると思います。 効果の概要は 1、除菌・滅菌 2、脱臭 3、表面処理 4、水質改善 …

プラズマはどんな効果をもっているのか?

プラズマは物質の第四の状態と言われています。物質の温度をあげていくと気体になることは知られていますが、気体の状態にさらに温度を加えていくと物質を構成する原子核や電子がバラバラになって行きます。このばらばらになった状態をプラズマ状態と言いま…

プラズマで身近な匂いを分解しましょう。

プラズマ放電を行うと、原子が電離し、電離したした電子やイオンが自由に飛び回っている状態を作ります。さらに放電によって酸化力の強いオゾンを発生します。 このような状態では、電子やイオンのような帯電粒子と中性のラジカルがにおい分子や有害ガスと接…

プラズマの殺菌力について

前回で院内感染について詳しく説明しましたが、一番大きな問題は細菌が薬剤に対して耐性を持つようになってしまうことです。これは多くの細菌がバイオフィルムという保護膜を持つようになり、薬品を弾くような能力をもってしまうために発生する現象です。 以…

院内感染についてもう一度!

昨日から鹿児島での院内感染に関するニュースが流れています。そこで、以前に書きいたことですが、ここでもう一回院内感染についての情報をまとめてみます。 1、そもそも院内感染とは,病院内に感染源が存在し,病院内で患者,患者の家族や面会者,医療従事…

プラズマ発生素子の誘電体について2

昨日平面状の素材の誘電体を形成する状況を紹介したので、今回は線材に対する形成の状態を紹介します。 元々が液状ですから、丸い線材であっても塗布するのは簡単です。 そして このように十分な屈曲性も兼ね備えています。 このように、自由な形状で誘電体…

プラズマ発生素子の誘電体について

弊社のプラズマ発生素子の秘密は誘電体にあるとだいぶ前に書きましたが、今日はもう少し詳しく説明をしておこうと思います。誘電体とはあまり聞き慣れない方もいると思いますが、簡単に言ってしまえば絶縁体です。すなわち電気を通さない物質になります。 弊…

卵の洗浄実験も開始しました。

日本人が食材として好んで用いる卵ですが、じつはサルモネラ菌やカンピロバクター等の細菌に汚染されている確率が高いのです。 これを防止するために出荷時に洗浄を行うのですが、多くの場合次亜塩素酸の希釈液で洗浄されています。それだけではなく、卵を運…

農業分野でもテスト開始

農業生産の分野において2つの大きな問題は害虫と病気。これを防止するためには農薬の散布が欠かせないのですが、世の中の常識として農薬散布=安全性に問題ありということになって、多くの方が無農薬で栽培できないかを苦心していらっしゃいます。 ただ現実…

平面状プラズマ発生素子

プラズマの用途は多く、プラズマ処理をする対象物も様々なものや様々な形状が存在します。今回手がけているのは、平面状に均一にプラズマを発生することが出来る素子になります。 このような平面状の発生素子が出来る事によって対象物が平面状であるものだけ…

プラズマ発生装置

プラズマ発生素子の形状や大きさに自由度があり、安価に実験装置が提供できると御案内してきましたが、今日はその一例を紹介します。 写真のように、どこにでも売っているポリプロピレンのケースの中にプラズマ発生素子を設置しました。写真をご覧いただけれ…

水もリサイクルの時代

都市化の進行に伴う水資源の枯渇、河川の水質汚染など、水資源に関わるさまざまな課題を解決する技術として「水処理」が生活の根源に関わる重要な問題になってきています。 家庭や工場、農業等社会のあらゆる場所で水処理はもっとも根本的な物質に係る課題だ…

プラズマの効果をもう一度

プラズマの優れた機能をもっと多くの方に広げるためにもう一度効果をお知らせします。現在プラズマに関する研究発表が続いており、これから次々に新しい効果もみつかってくると思います。 効果の概要は 1、除菌・滅菌 2、脱臭 3、表面処理 4、水質改善 …

わかりやすいのはニオイの問題

プラズマの効果をお勧めしていますが、だれでも直感的に感じ取れるのはニオイの問題だと思います。 細菌や水の浄化は専門的な検査装置が必要になるので、すぐに効果を感じていただくのは難しいと思いますが、ニオイであれば直感的に感じていただけると思いま…

NOxの生成がないプラズマ

多くの効果をご紹介してきた大気圧プラズマですが、多くのシステムが高電圧による放電を利用していることから、NOx(窒素酸化物)の生成が確認されています。 環境保全対策として利用する中でNoxの生成は問題があることが指摘されています。 弊社プラズマ発…

「プラズマ=高価」 は正解ではありません。

このブログを書き始めてから、多くの方にお問い合わせをいただき、直接説明させていただく機会も増えてきました。 皆さんプラズマは高価でないと正常な機能は出せないと思いこんでいらっしゃるようで、最初はかなり疑いの目で質問をされていらっしゃいます。…

大気圧バリア放電の原理

今日はもう少し突っ込んでなぜバリア放電が起きるのかを説明しておきます。 平行平板電極,同軸円筒電極などの少なくとも一方の電極に誘電体(絶縁体)を設けて,電極間に交流またはパルス電圧を印加すると誘電体に電荷が集中することによって向き合った電極…

プラズマの効果

プラズマは物質の第四の状態と言われています。物質の温度をあげていくと気体になることは知られていますが、気体の状態にさらに温度を加えていくと物質を構成する原子核や電子がバラバラになって行きます。このばらばらになった状態をプラズマ状態と言いま…

プラズマで香害も防ぎましょう。

ネット上の情報を見ていると、強烈な香料を用いた洗剤や柔軟剤・香水などに悩んでいる方が多いのに驚きます。 市販されている商品には多くの香料が使われているのは事実ですから敏感な方には苦痛に感じる原因になっていることがよくわかります。 これから夏…

プラズマの効果概要ページ

プラズマの効果をまとめたページをもう一度紹介しておきます。 こちらになるので、ぜひご覧になって下さい。 https://techfp.web.fc2.com/index.html

プラズマ水の殺菌脱臭効果

最近になってプラズマエアーを水中に直接バブリングしたプラズマバブリング水の殺菌効果が注目されてきました。プラズマで生成された各種ラジカルが水に溶け込み水自体が殺菌効果を持つようになるようです。 まだ開発途上ですべての菌類の結果が出ている状態…

VOCも分解するプラズマとは?

1、プラズマ状態とは 地球環境に大きな影響を与えるVOCについて書いてきましたが、その中でプラズマがVOCを無害化出来るということも紹介してきました。ただ、プラズマという言葉はよく聞くけど、その正体がわからないという方も多いと思います。そんな方に…

VOCとは?

昨日までの記述の中で何度か出てきたVOCという言葉について説明します。 VOCはVolatile Organic Compoundsの略で,揮発性有機化合物という意味です。大気中にあるベンゼンやホルムアルデヒドなどの有機化合物のうち沸点が50℃〜260℃(WHO基準による)の物質の総…

有機溶剤の分解

石油系有機溶剤の多くは、トルエンがそうであるように「光分解性・加水分解性ゼロ」といえます。こういった物質はいったん大気中に放出してしまうと分解に大変な時間がかかり、取り返しがつきません。当然、温暖化を呼びます。だからこそVOC規制として工場や…

トルエンの次はキシレンについてご紹介

シックハウスの原因物質として3つ目はキシレンです。 キシレンとは、別名「キシロール」とも呼ばれる、芳香族炭化水素に分類される有機物です。特有のにおいを持ち、常温で無色透明の液体です。 ベンゼンについている水素基のうち2つがメチル基になったもの…